乃木坂 太郎

定価: ¥ 530
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発売日: 2006-09-29
発売元: 小学館
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本職がみると・・
基本的に私は医者を描いた漫画が嫌いだ。何故かと言うと私が医者だからだ。医療は隔絶された社会のせいか、とにかくリアリティに乏しいものが医療もの漫画が多い。(例えばBJやらDKやらGTやらBY(こんなぶっとんだかつ有能でない研修医はいないよ)など。DK等は最低といってもよい)
しかし、医龍は別だ。やたらバチスタ(心臓外科医の華は新生児の先天性心疾患)にこだわりアメリカの医療を是とする(アメリカはアメリカで問題が多すぎる)以外は医師の特徴、現場の雰囲気、医局や医療の問題は全てその通りと思ってよい。さらに、本書はドラマ的にも大変面白い。特に本巻では一見パーフェクトな朝田の弱点が浮き彫りにされ、初めて朝田を垣間見た様な気がして、とても切なく思えた。
ああ先が気になる!!早く13巻出ろ!!
チーム・メディカル・ドラゴン
日本の患者不在の医療に対し、バチスタ論文を用いて教授の座に就き医局の改革を望む助教授の加藤晶。そのバチスタ手術を次々と成功させていく主人公の朝田龍太郎。そして朝田に触発されて、驚くほどのスピードで技術を習得していく研修医の伊集院登。
そこには専門の麻酔医がいて、オペをサポートする看護師、さらには手術後のケアをする内科医まで焦点をあてて、メディカルチームとしてひとまとまりに括ったのがとても斬新です。
最大の焦点は病院内の権力争いでしょうか。他の医療系のマンガでもよく持ち上げられますが、医局の問題はそれほど根深いものなんでしょうね。
時々黒いページに白抜きの文字で、?日本医療の病巣?と題する一文が差し込まれてきます。これを読むと日本の医療に対しての不信感が芽生えてくるので要注意です!
個人的には、番外編でも良いのでNGOで活躍する「チーム・メディカル・ドラゴン」をもっともっと取り上げてほしいです。
次回を待て
正直、教授選に入るとおもしろくなくなる
んじゃないかと心配してましたが、候補者
同士の色々な駆け引きなんかがあり、改めて
この漫画のおもしろさにふれました。
ただ、続きがかなり気になる終わり方
なので、13巻を待つのも手だと思いますよ。